ブルーストリーク
このタイトルは超巨大ダイヤモンドのことです。主人公は泥棒で、このダイヤを盗みだすのですが、仲間の裏切りにあい、警察に捕まる寸前に建設中のビルの中にダイヤを隠します。で、お務めを果たして娑婆へ出てきたらば、建設中のビルは警察署になっていました。なので、泥棒が警察官のふりをして忍び込んでみたら、あれよあれよという間に大出世、というコメディ(なのかなあ)映画です。
主役の人は、一時期のエディマーフィーの線で売っている感じです。でもエディマーフィーよりもいい人そう。窮地に陥ると口八丁のでまかせでその場を逃れるのですが、エディマーフィーなら立板に水のパワーで圧倒するのですが、この作品の主役は、立板モードになる前に一瞬躊躇する。そこが、なんとなく良い人そうで、映画の後半、ダイヤの奪還よりも同僚の刑事の命を救う方を優先しちゃうところなんか、説得力大です。
まあ、しかし、お話は御都合主義の塊みたいだし、最初の方はどうなることかと冷や冷やだったけど(特にピザ屋に化けたところのワンマンのシーン。ノリが悪いったら)、まあいいですよね。こういう映画はいくらあっても毒にならないし。
御裁断は(最高☆5つ)
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