チャーリーズ・エンジェル
高校のクラスに一人くらいいるじゃないですか、ベタでお下劣ギャグを操る人気者が。そんな彼が(実際は彼女だが)文化祭で一念発起。クラスのアイドルを主演女優にして撮ってみました8mm映画。チャーリーズエンジェルはそんな映画です。製作費がケタ違いなだけの。
そんなわけなので、この映画はドリューバリモアの思いつきギャグをとにかく詰め込んでみました映画です。バリモアファンはこれを見よ。そのつもりで見れば、彼女のセンス、趣味、人となりまでみんなわかるぞ。
映画が始まって15分くらいたったところで、この映画は真面目にとりあってはいけないことに気がつきました。なんせ文化祭映画なのですから。あっしも高校生の時に8mm映画を作ったものですが、そういう文化祭映画だけは作るまいと思って、でも、実際の文化祭の上映の時には隣のクラスが作った文化祭映画に受けを全部とられてしまって、という苦い思い出を思いだしました。
いいんだ。これで。収穫もある。グリーンディスティニーを見たときはワイヤーアクションさえあれば俳優の運動神経は要らないんじゃないかと疑ったが、その疑いは晴れたんだし。
それにしても、ビルマレー、ああビルマレー、ビルマレー。哀しい。
御裁断は(最高☆5つ)
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