しかも、メグライアン主演のラブコメとして。
これは、大変な冒険である。この冒険が成功したのかどうかは微妙なところである。なんといっても、今のメグライアンはラブコメをするには、あまりにやつれた。お約束のように大げさに転ぶのも痛々しい。これまで通りのメグライアンの部分が、マンゴールド本来の抑制された演出の部分とうまく混ざり合っていないように見えてしまう。これは失敗なのか、それともマンゴールドが意識してやっているのか(メグライアンは「フレンチキス」でもケイトという名前の役をやっている。だから、今作のメグライアンはセルフパロディをやらされているという可能性もなくはない)判断はつかない。私としては後者だと思いたいのだが。。。(意識してやっていれば失敗ではないのか?と言われると困ってしまうが)
いや、それにしてもヒュー・ジャックマンがこんなに幅の広い役者で、そのうえハンサムだとは思わなかった。こないだまでウルヴァリンだったのに。あと、エレベーター故障のエピソードはとても好きだ。
2002年に見た映画へ |
一覧へ |