プロフェシー
まあ一般トンデモである。妻が事故の前に見たものは何か?どうやってギアさまは一時間半で600キロを移動できたのか?そして蛾男の正体と目的は何なのか?謎である。予告編を見たときから、「おお、なんてトンデモな謎だ」と思っていたら、ほとんどの謎は明らかにされないまま映画が終わってしまった。なんてことだ。
じゃあ、他の面で映画を楽しめるかっていうと。。。ギアさまは、妻と新居を購入した帰り道、交通事故で妻を無くしてしまうのだけど、その心の傷がいまだ癒えず、事故のカギを握る蛾男の謎を追っているわけだ。ギアさまがトラウマから立ち直る過程を見て感動しろってことかしら?しかし、、それってシャマランじゃん?しかもシャマランより下手ジャン?
しかし、こないだからサインといいこの作品といい、超常現象映画が続いているが、思えば子供の頃はこの手の話が大層好きだったのだ。すっかり忘れてしまっていたが、こうして見せ付けられるとやっぱり今でも好きなようでついつい、いろいろ検索してしまったり、今は原作を読んで(ただいま故あって一人暮らしをしているもので)、コトンとかいう物音がどこからか聞こえてくるたびに震え上がっている毎日である。窓の外から赤い目をした毛むくじゃらな物が覗いていたらいやだよなあ、ってこれじゃサインの感想と一緒やん。
御裁断は(最高☆5つ)
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