アイデンティティー
大雨で孤立したモーテルに偶然集まった11人の男女が一人一人消えていく。そして10から一つずつ数が減っていくルームキーが一人消える度に見つかる。どうして、そしてなんのために
その謎は中盤にはある程度予想がつくようになる。この映画のすごいところは、そのタイミングを見計らったかのように、その予想に解答を与え、その解答に基づいた新しい世界の中で全く異なるサスペンスを作るのである。このような物語を人が発想しうるということを知るためだけでも、この映画は観る価値があると思う。ジェームズ・マンゴールドの映画に外れ無し。
ジョン・キューザックはなんだかとてもかっこよく、レイ・リオッタは結局いつものレイ・リオッタだった。あと細かい事を言い始めるとネタバレになってしまうので、今回はこのへんで。
御裁断は(最高☆5つ)
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