で、ここからは余談だが、予習している時に「なんだよ、これって鉄・火の文化と木・水の文化の戦いの話じゃないか」と気がついた。で、二作目でもそれはよりあからさまにされているのだが、文化をこの二つのタイプに分類するやり方は、環境史とかを見ているとお馴染のもので(狩猟・略奪型文化と農耕・循環型文化とも言える)、後者を正義として描くというのは、なんとも今風というか。しかし、そもそもこの二分法って、まさかトールキンが起源じゃなかろうけど、じゃあ一体誰が最初に言いだしたんだろう、とふと思った。
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