ラスト サムライ
飛行機の中で見た。トム君、日本に触れて心の平穏を取り戻すの巻。こう、なんというかトム君がなぜ日本に引かれたのかがよくわからかったのである。渡辺謙が西洋風の人間とは違う事は描かれていたが、それがどのように魅力的なのかがきちんと描かれていなかったように思える。ひょっとしてそれは私が日本人だからであって、西洋の人には少しhumbleなだけで魅力的なのだろうか?でも、それなら私だって向こうに行けばモテモテになりそうなものだが、そんな都合の良い展開になった事は無い。
そんなわけで、エモーショナルな盛り上がりに欠けたわけだが、思ったよりは面白かった。忍者とか出てきたし。明治時代に忍者だよ。
あと、さっきまで戦争していたはずの官軍とサムライたちなのに、突然渡辺謙が天皇に会ったりしているわけだが、あのあたりの事情って西洋の人にわかるのかしらね?
御裁断は(最高☆5つ)
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