X-メン:ファイナルディシジョン
監督がブレット・ラトナーに変わって、ミュータントの差別に絡む云々かんぬんは背景に退き、シンプルな世界の敵になってしまったマグニートー一派の陰謀を如何にして防ぐか、という話になってしまった(エンジェルの話なんて、掘り下げる気持ちが監督に一ミリも無いもんで完全に浮き上がっていた)。あ、ジーン・グレイの立ち位置からするとAKIRAかもしれん。それはともかく、本音を言うと、わたしゃこっちの方が楽しめた。ブライアンシンガーはどうも辛気臭くっていけねえや。
ということで、正義の味方X-メンは、個々の特技を生かしてチームワークで大活躍するのでありました。壁抜け少女が変に色っぽくて良かった。あと、これまで精彩のなかったハル・ベリーが大活躍。しかし、1作目に登場したキャラクターで無傷で残ったのが二人だけってのは入れ替わりの激しい事で。あれ?ウルヴァリンのルーツの謎は一体どこへ?
御裁断は(最高☆5つ)
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