紀元前1万年
きっとー、ローランド・エメリッヒはー、映画を作る時にー、けれん味のあるショットをありったけ思いつこうとするんだろうなー、マンモスの群れに忍び寄るとかさー、サーベルタイガーに鼻面かがれるとかさー、帆船艦隊が川を遡るとかさー、大勢が巨大なピラミッド作りに従事するとことかさー、ヒロインの背中に矢が刺さっちゃとかさー。で、後はこのショットを繋ぐお話をちょちょいと作っちゃってるんだろーなー。いや、何の根拠もないけどさ。何の理由もなく人が生き返る映画を見させられたんだから、これくらい言っても良いジャンね。
とにかくさー、ショットを考える労力の1/10で良いからお話作りに投入した方が良いと思うんだよねー。何の理由もなく人が生き返る映画は、あんまり観たくないんだよねー。あとさー、ご都合主義を伝説で言い換えていくのも止めた方が良いんだよねー。
いや、やっぱりねー、別にマンモスとピラミッドとサーベルタイガーと騎馬と帆船が共存してても良いけどねー。何の理由もなく人が生き返る映画はねー。
御裁断は(最高☆5つ)