サドンデス
アクション映画食いはこの手の映画をダイハードヴァリエーションと呼んで珍重しますが、ヴァリエーションというものは何か付加価値が必要で、この映画の場合何が付加価値かというと、まあ、主人公がジャンクロードヴァンダムだということもあり、格闘で相手を倒すのですね。何十人殺したか知らないが、銃で倒した敵は最後15分の5人くらい。後は、色々舞台の小道具をたくさん使ってましたね(それはそれでヴァリエーションとしては面白い)。で、2つめの付加価値は心に傷を負って息子にも尊敬されていない父親が、父性や男性を取り戻す過程を描いているという点です。主人公がジャンクロードヴァンダムなのにですよ。お客さん。やっぱ、緊迫したストーリーの中であのプロットだけは余計でしょう。
編集が下手でしたね。とにかく。もうちょっとうまくできそうなもんだ。
御裁断は(最高☆5つ)
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