隣人は静かに笑う
この手の映画はストーリーを語ることはできないし、ここで感想を書くのがとても難しいんですよ。まあ、しかし、今回僕は敗北を喫しました。ケビンコスナーの「追いつめられて」以来の大敗北でした。
全体として暗く冷たいトーンの映画だということは邦題からもわかるから、少しくらい書いてもいいでしょう。室内のシーンではとにかく光量を落としていますし、屋外のシーンでも晴れているように見えて、なのにとても寒々とした映像で。後半にジェフブリッジスが友人のFBIの人と会うシーンなんか、ぞっとしてみてました。
ラスト近くのカーアクションシーンはなくてもよかったんじゃないかな。この映画から受ける恐怖の質を考えると、ウソっぽくて、すこし興ざめだったかも。ただ、あのシーンのジェフブリッジスの焦った顔の写し方は、面白かったけど。
御裁断は(最高☆5つ)
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