交渉人
いい人をやらしてもかっこいいねえ、ケビンスペイシーは。ラストシーンでサミュエルLジャクソンの乗る走り去る車の中からケビンスペイシーを捉えたショット。さりげなく、手を振って後ろの車を誘導するケビンスペイシー。こういうほんのちょっとしたディテールがリアルさを作るのですねえ。
全体的に、すこしテンポがゆっくりめだったように思います。演技は二人揃えているんですから、じっくり見せようかってのもわかるんですがねえ、サミュエルLジャクソンはちょっとくさいぞ。やつは、ひょっとして大根なんじゃないか?スターウォーズの時もちらっと思ったが。あと、ケビンスペイシーが出てくるまで交渉役をやっていた刑事の描写とか、ちょっとあざとさが目に付きましたな。
しかし、人間、プロにならな、あきまへんな。あとは、胸板を厚くして首を短くして猫背で歩ければ最高ですな。
御裁断は(最高☆5つ)
99年に見た映画へ
一覧へ