スキーだ!!

去年はD論、交通事故、地震とかあって、一回しかスキーにいけなかった。今年は10年来のちゃんとした冬ということなので滑りまくるでえ。


12/9-10、白馬(栂池、八方)

12日間続いた冬型の気圧配置、すっかり山は雪化粧ということで、とりあえず行ってきました。井上さん高須さん、奥田嬢と私の4人で、高須号でいきました。強烈な冬型と言うことで、たどり着けるんかいなと、心配でしたが、彦根-関ヶ原間の悌団と大町以降のチェーン装着のみで、京都を朝の4時半に出て、11時につきました。ちゃんと駒ヶ岳で朝御飯も食べれたし(でも、井上さんと奥田嬢は納豆を食べてんで。信じられへん。めっちゃつらかった)。

前々日におっかなびっくり宿をとったんやけど、何のことは無い。100人ほど収容できる宿に12人しかいなかった。きっと、こんな時期からちゃんとしたスキーができるなんてずっとなかったろうから、急に雪が降っても反応できないんだろうなあ。

ゲレンデはほぼ雪で覆われていて、八方の下の白樺ゲレンデの最後の少し急になったとこだけ石が出てました。まだ、リフトが全部動いてなくて栂池のチャンピオンとか、八方のリーゼングラートは滑れなかったけど、大満足の2日間でした。特に栂池にはほとんど人がいなかった。で、この2日間は冬型も緩んで暖かくて快晴で、これ以上のコンディションはないやろうね。

しかし、やっぱり帰りは大町まで渋滞した。あんなにゲレンデに人がいないのに渋滞するんだからハイシーズンのことを思うと頭が痛くなる。今年は北回りも使いにくそうだし。困ったな。

帰りは松本によって豚カツを食べた。おいしかった。

ところで八方は初滑り時期なのにリフト券割引がないんやね。つくづくタカビーなスキー場やなあ。反省して欲しいわ。


12/16-17、志賀高原

今週もいくぜ雪山。先週と同じ面子で、今度はバスツアーで行きました。私と奥田嬢は新大阪から9時発のバスに乗って(実際に出発したのは11時前)、井上さん高須さんは京都駅八条口で合流です。高須さん奈良女の忘年会で、女性事務員の方とお茶とケーキにうつつを抜かして電車を乗り遅れたそうな。

で、てれてれいって志賀高原の料金所のところで少し渋滞してたけど、9時にはついたよホテル五郎部衛。このホテル、乾燥室は立派だわ、部屋は広いわ、お茶はあるわ、テレビはただだわ、布団はひいてくれるわ、至れり尽くせりで土曜泊なのにバス代混みで初滑りとはいえたったの12000円。安かった。場所はジャイアントから蓮池に抜ける道沿いと言うことで地の利もよく、我々一同すっかり気に入りました。

さて、ついたときは大雪で、やっぱり冬型と思ってましたがすぐに晴れてきていい感じ。でも、割と人が多かったかな。とりあえず焼額まで、行って帰ってきました。2日目は打って変わって大雪。タンネまで行って寒いからレストハウスでさぼってて、ちょっと滑ろうかなと思ったら不覚にも転倒して、3年前に痛めた膝の靭帯をまた、やってしまった。とほほ。てなわけで20日から行くはずだった甲南中学のスキー研修旅行のインストラクターは行けなくなりました。あーあ。

とはいえ、おおむね楽しいスキーでした。奥田嬢が上達してきたのでこれから楽しみです。丸池観光ホテルの四川料理を食べそこねたのが残念。


1/7-1/10、志賀高原

毎年恒例の1月早々格安バスツアーで行く志賀高原スカイランドホテルでの3泊4日滑りの長丁場。面子は前2回のメンバー足す丑丸さん引く井上さんでした。ホテルが改装してたのはびっくり。赤倉回りだったのでついたのは9時半をまわってました。今回あたしゃ膝が完治してないということで、ちんたらすべるつもりざんす。

一ノ瀬を何本か滑って、とりあえず膝の調子を見てから焼額から奥志賀にいきました。だって、すごいいい天気だったんだもん。いい天気の日は長いコースを滑るに限るね。気持ちいいもん。今回高須先生一眼レフを持ってきてたので、天気もいいし写真とりまくりでした。ああ、最高だった。で、次の日は寒冷前線通過ということで風がすごくって、横手山の山頂には行けませんでした。キノコ雲も食べられず。でも、暖かくて楽しく滑れました。

問題なのがその次の日。今年最大級の寒気がやってきて、寒いのなんのって。しょうがないからこないだいけなかった四川料理にいきました。おいしかったです。これからは志賀高原に行ったら必ず行ってしまいそうです。で、あんまり寒いし、膝も痛んできたので真面目に滑るのいやになって、午後は昨日食べられなかったキノコ雲を食べに行こうと再び横手山山頂へ。今日は風はなかったので無事に到着しました(めちゃくちゃ寒かったけど)。なのに、なのに、もう売り切れで食べられませんでした。とほほ。それにしてもこの日のスキーは私の短いスキー歴の中では1、2を争うつらいスキーでした。

次の日も超冬型だったので、リフト券もちょうどなくなったし、温泉大魔王高須先生の助言に従い、湯田中までおりて、温泉にいきました。信玄釜風呂最高でした。すっかりスキーの疲れもとれました。大雪の影響で、帰りのバスが変更になって、緑のジパング3列シート(正規のアップ料金は往復で8000円分)で、夢のような御帰還でした。心配していた雪の影響もほとんどなくて(バスの運ちゃんに聞いたところだと、こないだのクリスマス寒波の時は59時間かかったバスもいたそうな)、きっと日頃の行いがよいのでしょう。


1/25-1/26、木島平

今回は軽く木島に一泊二日。面子は私、井上さん、奥田嬢、今年K2の10万の板を9800円で買った足羽さん(今回が初滑り)。うちの車にクルミ入りスタッドレス履かせて、キャリアー積んで完全冬装備にして行きました。それほど強力でないとはいえとっても寒い冬型で、高速降りて一度も雪のない道を走らなかったくらいだったので、冬装備にしていってよかったよかった。

で、初日はピーカンでした(今年は初日は必ず晴れ。ということは、短い期間で何度も滑りに行けば晴天率が高まるということかあ?)。その上、平日の木島に人がいるわけもなく、快適なことこの上なしでした。少しカリカリしてたけどね(スピードが出る出る)。やっぱりスキー場はすいてるのがいいやな。ボーダーが客の半分位を占めてたけど、ちっとも危険を感じなかったもんなあ。こんな感じならボードをやるのも良いかなと少し考えてしまったポリシーのない私でした。

木島というところは麓の方に緩斜面が横に長く拡がっていて、上の方は超急斜面が控えているという、パラレル覚えたての中級の人には滑れるところが少ない所ですね。ゲレンデは結構広いんだけどもいかんせん斜度が同じくらいのバーンばかりですぐに飽きてしまいます。そういうところは関西でいえば箱館山に似ているですね。

しかし、木島の本質はグルメなスキー場だったのだ。我々はペンション高麗というひねり餃子が売りの中華ゲレンデ食堂(何で高麗なんだろう?)に泊まったです。昔、昼飯をここで食べてたいそう美味しかったことを記憶していたからなのですが、これがもう大正解。晩飯に鍋を食べないですむだけで有り難いのに、中華(唐揚げ、八宝菜、木耳の炒め物、ひねり餃子、スープ)、エビフライ、サラダ、肉じゃが、茶碗蒸し、野沢菜にデザートまで付いて、これで一泊たったの8000円。安い、うまい、たくさん食べれるという素晴らしい宿です。あたしがこれまで泊まった宿の中では一二を争う食事の充実度だあ。しかも、まだ2月3日のお宿が取れるそうです。このページを読んだ人は今すぐgoだ。他にもゲレンデサイドで手作りケーキやお好み焼きが食べれてこいつもおいしいのだ。最高でっせ。ちょうど、スキー場の関係者達の宴会があって「木島の発展のために何をすべきか」とかいってくだを巻いていましたが、答えは明らかです。ここには近くに馬曲温泉という立派な物もあるのだから、スキー以外の付加価値を売りにするべきです。ああ、それにしてもおいしかった。

その日の夜は大雪でした。50cm以上降ったよ。あの辺は本当に降るなあ。カリカリの上に程良く雪がついてて、また、違う感じで滑れて楽しかったなあ。膝が完調だったら新雪を腰まで埋もれて滑って来たんやけどなあ。まあ、それでもずっと同じ緩斜面を繰り返し滑ってるのは練習になるわ。ずっと気付いてなかったけど、すごく後傾で滑ってたんやなあ。ストックの突き方をやっと思い出した。

3時くらいに上がって、馬曲温泉に行きました。道は割とハード。行く人はそれなりの覚悟がいるかも。新品のスタッドレスでも一度空回りしたくらいと思ってください。雪見の露天風呂ですわ。気持ちはいいぞお。でも、ちょっとぬるかったぞお。しょうがないから室内風呂で暖まり直しちゃった。でも、悪くはないよ。行く価値ありやね。


2/17-2/18、赤倉

2月前半に予定していた日帰りスキーを2回もキャンセルされてやっとの思いで赤倉へ。今回面子はいつもと違って京大雪だるまプロの面々(小林田中嬢若園嬢、それから尊大な私)と行きました。あたしゃこれまで赤倉には行ったことがなく、久々に行く新鮮なゲレンデということで、いや増す期待でした。北陸道を走ること7時間、土日というのに渋滞もなく、快適に滑り始めたのはいいが、やはり日本海側。雪質はもう一つ。ここんところ暖かかったせいで融けた雪が固まってカリカリバーンでした。比較的なだらかな斜面が多く、高速リフトが多くて混雑も少なかったので初心者を連れていくにはいいかも。今回やっと膝の調子もよくなって、連れにも面倒見なきゃいけない人がいなかったので、今年初めてギンギン滑ったらもう疲れた疲れた。温泉地という事で宿には天然温泉があったので、ほっと一息でしたね。
でもね、赤倉は温泉地やで、しかも外湯がないねんから、宿の風呂が赤倉温泉のサービスのメインやん。せやのにチェックアウト後の入浴料をとるなんてどういう了見や。そんなとこで小銭かせいでもしゃあないやろ、え、赤倉荘(いうてもうた)、どないやねん。ついでに宿の悪口をもう一つ。高いわ。12000円て土日で料金アップしてるやろ。直接電話してる客からボッたらあかんで。もう二度といけへんで。でも、高いだけあって、部屋は広いし、飯は豪華でたくさんあった。でも、テレビは100円入れる奴やし、何か間違ってるわ。

今回田中嬢がカメラを持ってきてたので、記念撮影をしたりリフトで写真を撮ったりで楽しかった。

ところで、やっぱり初日は晴れてたんだな、これが。どういうことやろう。2日目はやっぱり雪。で、今回は企業人(東芝EMIとモスバーガー。変な組み合わせ)が二人もいたから、早めにあがった(2時過ぎ)のに、風呂に入ったり(結局入浴料踏み倒したった。ついでにレンタルスキー代も請求されなかったから踏み倒したった。計10000円也)、イタ飯を食ったり(ポモドーロというすごい美味しい店。スキー場とは思えない)して、ついでに雪が降ってたもんで帰り着いたのは2時前でした。

でも、楽しかったなあ(楽しかった理由の心当たりはほんとはあるねん)。よく滑ったし。ところで、長いスキー生活で初めて朝食に納豆が出た。今年は納豆の当たり年だろうか。


2/23、箱館山

箱館山といっても関西以東の人は知らないでしょう琵琶湖の西にある小さなスキー場。今回は安曇川にある恩地家別宅を基地にした日帰りスキー。前日の夜9時頃京都を出て、安曇川に着いたのは10時半くらい。今回スキー面子は恩地、渡部、私ですが、井上、石井、立澤が一緒に来て、夜は麻雀大会と相成りました(こっちがメインイベントだったという説もある)。朝5時半まで3回やってトータル+76の大勝で気持ちいい麻雀でした。最近京大も世知辛くなって麻雀もしにくくなっていたもんで、久々に何も気にせず麻雀できました。ああ、楽しかった。
で、朝9時半に起きてゆっくり朝御飯食べてでかけたら、ついたら12時前。午後券買って滑ったさ。雪は昼過ぎに来た割には悪くない。もちろんパウダースノーと言うわけではないけど、3月上旬の栂池チャンピオンくらいかな。今回も例にもれず初日ということで(日帰りやがな)、天気も良く(時々雪も降ったけど)、奥琵琶湖に浮かぶ竹生島の美しさと言えば、信州では味わえない醍醐味です。この景色だけでも見に来る価値があるというもの。30本ほどリフトに乗って(と、いっても全部で8kmほど滑ったくらいやけど)、ええ加減疲れてきたから帰ろうと。ところで、登行用のロープウェイでゲレンデまで上るんだけど、恩地さんが帰りは滑って帰れるって言うからついていったさ。雪がないときは車が通るような道をずっとすべったんやけど、車が通れると言うことは、もうテレテレの斜面ということで、こがないと進まない。で、1時間ほどスケーティングで降りてきてすっごい大変やった。でも、倒木の下をくぐったり、雪解け水が流れているところを乗り越えたりして、面白い経験ではあったか。気分は萩原。


総括です。今年最初の意気込みにも関わらず、結局総滑走日数13日でした。トホホ。2月に入ってからのキャンセルされまくりで失速したのが痛かったなあ(12月は4日、1月は6日、2月は3日で、3月は0)。友達がみんな大人になって遊んでくれなくなったからなあ。でも、今年は奥田嬢のおかげで華やか度(女の子連れ度)は92%(12/13)という好成績でした。我が世の春なのだろうか。来年もこの調子で行きたいものだ(と、本気で心配している)。で、晴天率は53%(7/13)だから、これもまずまず。ま、いいか。来年もあることだし(本当かあ?)

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